豆柴は外飼いできる?
「豆柴は外飼いできますか?」というのはわたしが最初にショップの人に尋ねたことです。結論から言えば豆柴は外飼いには向きません。
理由は4つです。
・盗られる可能性がある
・最近の夏は暑すぎる
・ダニやノミ、蚊(フィラリア)の心配
・通行人などに何を食べさせられるかわからない(イタズラなど)
逆に言えばこれらをクリアすれば外飼いも可能だということでしょう。
例えば大きな庭があって通行人などに直接触れる心配がない。さらに比較的夏は過ごしやすい地域に住んでいる。ということであれば外飼いも可能だと思います。蚊によるフィラリアやノミなどは予防接種や予防薬で対応できますし…。
うちは屋内飼いを選択しました。まずそんな大きな庭がありません。関西地方に住んでいるので夏は暑くなりますし、庭(と呼べるとして)はコンクリートです。夏は無理でしょう。豆柴を含む柴犬は冬の寒さにはかなり耐えられるようですが、夏の暑さには弱いんです。もちろん、フレンチブルドッグなどのハナペチャさんに比べれば強いのですが、そうは言っても全身が毛で覆われたモフモフちゃんです。暑いのが苦手なのはおわかりになると思います。
また、豆柴は縄張り意識の強い犬ですからよく吠える犬になってしまう可能性も高いです。よく吠えるということはご近所トラブルになるかもしれませんし、嫌われて誰かに傘などで殴られる可能性もあります。逆に屋内飼いをするとほとんど吠えません。
せっかく柴犬が小さくなった豆柴ですから、屋内で飼ってあげるのが一番じゃないでしょうか。犬は群れの動物ですからきっと良きパートナーになってくれると思います。家でゴロゴロしているときに甘えてくる豆柴の可愛さは何物にも代えがたいものがあります。
とはいえ、屋内飼育にもデメリットがあります。
豆柴の屋内飼育デメリット
予想以上に活発な犬です。リビングを走り回ることもしばしばです。ガチャガチャしたのが苦手な人にはちょっとキツいかもしれません。ただこれも歳をとってくると落ち着きます。他の犬種でもそうかもしれませんが、豆柴は特に落ち着くと言われています。
また、そんな時はしっかりと遊んであげてください。お散歩の時間をたっぷりとってあげるとかなり違います。
家具などを噛む。これも子犬のうちはやっちゃいます。ただ、これは和犬の特徴かもしれませんが、しっかりと怒ると二度としなくなります。最近の洋犬の飼い方では褒めて伸ばすタイプが多いのですが、豆柴に関してはしっかりと怒ることが良い関係を築くポイントじゃないかなぁと思います。
毛が抜ける。予想以上に抜けます。本当によく抜けます。毎日コロコロや掃除機をしていても追いつきません。実はうちの家人はちょっと潔癖症気味でかなり心配していましたが、一緒に住み始めると気にならなくなったみたいです(笑)。ここはこちらが慣れるしかありません。
豆柴の外飼いについてのまとめ
「豆柴を飼いたいけど家の中に犬を入れるのはなぁ」と悩んでる方は結構多いみたいでうちもよく尋ねられます。お散歩仲間には玄関先で飼っているという方もおられます。自分たちのスタイルに合わせて飼うのが一番だとは思うのですが、わたしは屋内飼育を推します。わたしの経験則なのですが、外買いの豆柴(柴犬)ちゃんはちょっと犬や人に懐きにくい印象があるんです。やっぱり人間と一緒に暮らしているという感覚が人間を仲間と認識していくんじゃないかなぁと考えています。
どうせだったら人懐っこい豆柴ちゃんの方が良くないですか?お悩みの方は是非参考にしてくださいませ。